FXトレードでは、リスクオンとリスクオフで相場の状況や流れを理解することが重要です。
投資の玄人に勝ち続けることは、そう簡単ではありませんよね。
そこで今回はFXでリスクオンとリスクオフの、相場状況の傾向を紹介します。
目次
FXでリスクオンとリスクオフの相場状況の傾向とは?
FXでリスクオンとリスクオフを知っていることで、相場の状況を把握することができます。
それでは、FXでリスクオンとリスクオフの相場状況を、紹介していきます。
是非、参考にしてみてくださいね。
FXのリスクオンとリスクオフ
参照元URL coachacademia.com
FX初心者の方はリスクオンとリスクオフと言われても、何のことを指しているのか全く分からないですよね。
簡単に分かりやく言うと、リスクオンはリスクを好んであえてリスクを取っている状態です。
それとは逆にリスクオフとは、リスクを好まないでリスクを回避している状態です。
FXで言うリスクオンの状態とは、リスクはあるもののリスクを乗り越える事ができれば、大きな利益を得る事ができます。
つまり、リスクオンとはハイリスクハイリターンの通貨を選び、リスクのあるトレードを行なっています。
リスクオフは反対の意味になり、リスクが少なく安定している通貨でトレードします。
この時にはリスクのある通貨は、売られる相場状況になっています。
FXでリスクオンとリスクオフの相場状況の傾向を把握!
参照元URL harmoney.jp
それではリスクオンとリスクオフの時の、相場の展開について知っておきたいですよね。
それぞれの相場環境において、通貨の関係はどのようになっているのでしょうか。
続いては、リスクオンとリスクオフの、相場状況の把握を紹介します。
FXでリスクオンの相場状況の傾向を把握!
参照元URL ameblo.jp
FXでリスクオンの相場状況は、リスクのある通貨が買われていると言う状態です。
リスクのある通貨とは、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、ポンド、カナダドル・ユーロなどがこれに当たります。
発展途上国の通貨が多く、経済状態が安定していない場合も多いです。
したがって通貨の価値も、継続的に安定していない場合が多くなります。
しかし金利という面では、高く設定されていることが多いので、リスクオンの相場状況では買われる傾向にあります。
そして、FXでリスクオンの相場状況になるのは、世界的に経済が安定していることです。
世界的に経済が安定しているというのは、様々な状況が考えられます。
例えば、世界経済に影響のあるアメリカの経済指標が良かった場合がリスクオンです。
他には、経済的な問題が起こった時に、その問題が解決された時などがリスクオンです。
要するに、世界の投資家たちが経済状態がこれから安定するだろうと捉えれば、リスクのある通貨や資産を買う相場状況になるということです。
また、リスクオンの相場状況にはアメリカドルや日本円などの、低金利通貨や安全資産とされる金は売られる傾向にあります。
逆に資源国通貨や発展途上国の通貨、そして株や原油などは買われる傾向にあります。
トレードの際の注意点としては、リスクオンの相場状況は長く続く傾向があります。
リスクオンの相場状況でのトレードは、順張りで大きく利益を稼いでいくことです。
逆張りでのトレードをしてしまうと、どんどん含み損が増えていましますので注意が必要です。
FXでリスクオフの相場状況の傾向を把握!
参照元URL risksoken.jp
FXでリスクオフの相場状況の傾向は、単純にリスクオン相場の反対と捉えると、分かりやすいのではないかと思います。
一般に、経済状態の不安材料が発生したり、アメリカの経済指標が悪かったりなどです。
世界中の投資家が感じる不安感から、リスクのある通貨や株、原油が売られます。
そして、安定した通貨である日本円や、アメリカドル、金を買う動きになります。
一つリスクオンの相場状況と違うところは、リスクオフの相場状況はリスクオンの相場状況に比べて、値動きが明らかに早くなります。
それは、リスクのある通貨を持っているトレーダーは、経済に対するネガティブな不安材料が出るとすかさず、すべて決済して売ってしまうからです。
それに追随して、どんどん売りの連鎖が起こり、セリングクライマックスという現象になります。
リスクオフの相場状況では、一気にレートが下がる傾向にあるので、売りで攻めるトレーダーもいるぐらいです。
世界経済のニュースには、しっかりとアンテナを貼っておきたいですね。
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いかがでしたか?
FXトレードにおいては、相場状況の流れを読むことは非常に重要になります。
流れを読むことができれば、必然的にエントリーポイントも明確になります。
世界経済に目を向けて、是非、相場状況の流れを参考にしてみてくださいね。
今回は、FXでリスクオンとリスクオフの、相場状況の傾向を紹介しました。
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