FXでは、デイトレードはよく耳にしますが、スイングトレードとはあまり聞かないですよね。
やり方次第では勝率が上がり、安定して利益を積み重ねることができますよ。
そこで今回は、FXのスイングトレードの解説と、メンタルの持ち方を紹介します。
目次
FXのスイングトレードとは?
FXトレードで一番多い手法は、デイトレードではないでしょうか。
マーケットが24時間という特徴もあってデイトレが人気ですが、スイングトレードもやり方次第では大きな利益を狙っていけますよ。
それでは、FXのスイングトレードの解説を、紹介していきます。
是非、参考にしてみてくださいね。
FXでスイングトレードの内容
参照元URL 225nikkei.biz
FXのスイングトレードとは、1度のエントリーで数日から数週間、長ければ数ヶ月程度ポジションを保有します。
デイトレードに比べると、比較的な長い時間ポジションを保有するトレード手法です。
FXで長くポジションを持つということは、1回当たりのエントリーでの利益が大きくなり、逆に損失も大きくなります。
大きな利益を得ていくには、トレードしようとする通貨ペアのレートに、トレンドが発生していることが条件となります。
数日間の保有であれば多少利益を獲得できても、数週間以上に渡りポジションを保有するならば、レンジ相場ではなかなか難しいでしょう。
資金効率を考えると、ボラリティーの高い通貨ペアを選択し、トレードを行う必要があります。
スイングトレードのメリットは、少しの含み益で、一喜一憂しないトレードスタイルになります。
その特徴から時間的に余裕がないトレーダーの方でも、チャートに張り付く必要がないので有効でしょう。
予めテクニカルなどで分析してエントリーをし、その後のレートで分析を行い決済のポイントを考えていきます。
FXのスイングトレードで獲得する利益の目安
参照元URL zuuonline.com
スイングトレードは取引するスタイルや考え方によって、獲得していく利益の目安は若干異なりますが、1回当たりに100pips程度が一つの目安になります。
ドル円ならば、1回のエントリーで、1円以上の獲得を目標としてトレードする方が多いです。
変動の幅がある程度大きく動いてくれる、ボラリティーの高い通貨ペアの選択が重要になってきます。
例えば、ポンド円や豪ドル円、ユーロ円などは、明確なトレンド相場に入ると、200pips以上も狙っていけるような通貨ペアになります。
このように、通貨ペアとその相場環境次第では、獲得pipsの目標数値が変わってきます。
常にボラティリティの大きさを把握しながら、売買するエントリーポイントを分析していく必要があります。
FXのスイングトレードで勝つメンタル
参照元URL learntradingfx.com
FXのスイングトレードでの手法では、このスタイルに合う合わないのメンタルがあります。
スイングトレードに合う性格なのか、もしくは合わせにいくのか。
勝つためのメンタルの持ち方があり、以下の内容を徹底していかなければなりません。
トレンド相場の意識が高い
参照元URL sokusenryoku-fx.com
FXのスイングトレードでは、スキャルピングやデイトレードとは違った、勝つために必要な意識の持ち方があります。
スキャルピングやデイトレードは、目の前のチャートである程度判断していき、レンジ相場でも利益を積み重ねていくことができ、相場がどちらに動くかを予測して取引を行います。
集中力が必要で、トレードの回数を重ね、実践して経験を積んでいくことが重要です。
しかし、スイングトレードは、回数を重ねることは重要ですが、それ以上に、目の前の細かい変動は気にしません。
トレンドが上昇なのか下降なのかどちらに発生するのかを、長い時間軸の中で読むことに意識を集中させることが大事です。
FXの相場は、上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場の、3つしかありません。
スイングトレードの手法では、相場にこの3つしかないということを、しっかりと念頭に置いた上でトレードをしてください。
今のレートがどの相場環境であるか、チャートを見て見極めれるようにします。
とにかくトレンドに意識を集中することが、FXのスイングトレードを制するカギです。
エントリーのタイミング
参照元URL www.nikwax.com
FXのスイングトレードでは、ポジションの保有時間がある程度長くなります。
ポジションを保有している間は、大きなプレッシャーも感じます。
トレードをしている以上は、ロボットでない限り、誰もが避けることができません。
人はプレッシャーによって判断力が鈍くなり、損失を出してしまいます。
このプレッシャーに打ち勝つべく工夫をし、その工夫の中で、まず重要なのが自信のあるポイントでエントリーができるかどうかです。
チャートを見ていると、どうしてもポジションを取ってしまいがちで、ポジポジ病と言われています。
自信があるポイントが現れるまで、スイングトレードでは待つ努力も必要です。
レンジ相場のときに、次のブレイクを期待して、早めにポジションを持つことは良くありません。
当たればいいのでしょうけど、何度も逆行して損切りすることになります。
つまり、レンジ相場のときは、どちらの方向にトレンドが発生するのか、確認してからエントリーしていくことがポイントです。
相場は、ブレイク → トレンド → レンジ → ブレイク → トレンド、を繰り返していきます。
常にトレンドが発生しているわけではなく、必ずレンジ相場を通してブレイクしていきます。
ブレイクのあとにトレンドが発生すると分かっていれば、どちらにブレイクしたか確認してからエントリーできますよね。
しかし、大半のトレーダーの方は、明確なエントリーのポイントまで待つことができません。
FXのスイングトレードは、ある程度ポジションを長く保有するトレードスタイルになります。
要するに、スイングトレードで勝つためには、明確なエントリーポイントが来るまで、我慢できるメンタルを持っているかどうかです。
とにかく相場の仕組みをしっかりと理解し、今はエントリーなのか待つのかを判する力を養うことが大事です。
損小利大の徹底
参照元URL www.58pic.com
FXのトレードを行っていく上で、損小利大というのは永遠のテーマになります。
スイングトレードでは、長期トレードになるので安心度が高く、初心者でも取り組みやすいと思われがちです。
しかし、スイングトレードは、初心者ほど損失が出やすくなります。
初心者は、明確なエントリーポイントまで待てずに、常にトレードをしようとしてしまいがちです。
もしエントリーポイントまで待つメンタルが無ければ、その結果は目に見えています。
損失や含み損を抱えてしまうと、その損失を取り返そうとドツボにはまってしまいます。
もしくは初心者にありがちな、損切りができずに、戻って来るのではないかと含み損を大きくしてしまうことです。
こういったことから、FXのスイングトレードは、初心者にとっては大きな損失を出していまいがちです。
それはなぜかというと、初心者は良くも悪くも、負けた経験が無いことから大損しやすいということです。
いかに損小利大のテーマが大事なのかを知らず、FXでうまくいかないパターンである損大利小になってしまいます。
エントリーポイントが違ったのであれば、潔く損切りの決済を行い、冷静にそのあとの明確なポイントで利益を伸ばす。
この基本中の基本の部分で初心者は引っかかってしまうので、トレードの勉強を行う前に、メンタル面の強化が一番重要だということです。
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いかがでしたか?
スイングトレードはやや経験が必要かもしれませんが、ポイントさえ押さえてしまえば勝率はグッと上がります。
トレードの手法にとらわれるのではなく、しっかりとメンタルから強化していくことをおすすめします。
今回は、FXのスイングトレードの解説と、メンタルの持ち方を紹介しました。
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