FXの為替の動きに関わる、ファンダメンタルズというのがあります。
これを知っているのと、知らないのとでは、FXのトレードを行なっていく上で大きく左右されます。
そこで今回は、FXのファンダメンタルズ分析について、紹介していきます。
目次
FXのファンダメンタルズ分析!
FXで非常に重要な関わりのある、ファンダメンタルを知っておく必要があります。
それでは早速、FXのファンダメンタルズ分析について、紹介していきます。
是非、参考にして見てくださいね。
ファンダメンタルズとは?
参照元URL www.firstep.jp
ファンダメンタルズとは、世界の国それぞれの経済状況を示す基礎的な要因のことで、経済の基礎的条件と言われています。
ファンダメンタルズは、主に経済成長率や、雇用系指標、物価指数などの経済指標から成ります。
金相場や原油相場なども、ファンダメンタルズの要因とされています。
国や企業の経済状態を表すため、ファンダメンタルズは為替相場や、株価を動かす重要な要因になります。
また、ファンダメンタルズ分析の材料となる経済指標は、週・月・四半期ごとに各国により発表されています。
特に政策金利に影響のある雇用系指標や、物価系指標には注目が集まります。
トレーダーはその指標を注意深く見ているので、発表される瞬間には大きく相場を動かします。
FXのファンダメンタルズ分析
参照元URL yamachin3.com
ファンダメンタルズは為替相場を動かす要因であることから、ファンダメンタルズを分析することはFXでは重要です。
これからの相場がどのように動くかを予想して、トレードを組み立てていきます。
そのようなトレーダーのことを、ファンダメンタルトレーダーと呼ばれています。
ファンダメンタルトレーダーが主に分析するのは、各国で発表されている経済指標やニュースの格差です。
将来的に為替相場がファンダメンタルズを反映して、それぞれの国の通貨が売られるのか、買われるのかを、予測してポジションを取っていきます。
つまり、通貨ペアの国のファンダメンタルズの格差を見つけて、有利な方へトレードを仕掛けていく手法です。
また、ファンダメンタルズ分析とは対照的に、チャートや過去の値動きなどを分析するトレーダーもいます。
ファンダメンタルズ指標
参照元URL www.solucionespm.com
FXのファンダメンタルズの指標は、短期的ではなく長期的な相場に影響を与えます。
以前は、貿易収支の指標は、為替レートに影響を与える要因として大きかったです。
しかし、1980年以降は、アメリカの高金利政策による資本の引き止めにより、政策金利が為替相場に与える影響が大きくなりました。
また、2008年のリーマンショック以降、アメリカや欧州、日本は低金利国家になりました。
政策金利が為替レートに影響を与えますが、金利差が広がらなければ、大きな資金の流入や流出は起こりません。
そして徐々に注目されるようになってきたのが、中央銀行のバランスシートというものです。
アメリカも日本も利下げによる金融政策が難しくなってくると、次に、市場へ供給する資金量を増やすという、記憶にも新しい量的緩和政策を取りました。
中央銀行が国債などの金融商品を購入すると、中央銀行のバランスシートは拡大していきます。
この拡大の程度が比較されると、拡大の程度が大きい国の通貨が安くなり、為替レートに影響を与えることとなります。
アメリカは2008年~2013年にかけて、マネタリーベースを約3倍に増やしました。
これが極端な円高になっていた一つの要因です。
逆に、2013年には、日銀もマネタリーベースを2年で2倍に増やすことを公表し、一気に円安方向に進んでいきました。
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いかがでしたか?
このように、ファンダメンタルズは相場に大きく影響を与え、トレードの参考にもなります。
自分のトレードスタイルに合わせて、是非、ファンダメンタルズを考慮してみてくださいね。
今回は、FXのファンダメンタルズ分析について、紹介しました。
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