FXではデイトレードという言葉をよく聞きますよね。
これは手法の一つで、その名の通り1日でエントリーから決済まで完結します。
その手法とはどのようなものなのでしょうか。
そこで今回は、FXのデイトレードの解説と、デイトレードの手法を紹介します。
目次
FXのデイトレードとは?
FXの手法の一つであるデイトレード。
その取り組みやすさから、デイトレードでトレードしている方は多くいます。
それでは、FXのデイトレードの解説を紹介します。
是非、参考にしてみてくださいね。
FXのデイトレードの基本
参照元URL www.optionfinance.fr
FXのデイトレードとは、1日の中での値動きを利用して、エントリーから決済までを完結する手法です。
FXのスキャルピング手法との違いは、スキャルピングは1回に数pipsの利益を獲得するのに対して、デイトレードは1回に数十pipsを狙っていきます。
また、スキャルピンングは、1日に数十回エントリーしますが、デイトレードの場合は、1日に数回ほどです。
基本的には日をまたいで持ち越すことはなく、その日のうちにポジションを全て決済してしまいます。
FXのデイトレーダーと聞くとパソコンの前に張り付いて、常にチャートを見ながらトレードをしている人をイメージするかもしれません。
自分の時間があるときだけトレードをするような方もいます。
サラリーマンで夜間のみデイトレードをしたり、時間がある時にデイトレをして、チャートを見れない時は決済して離れるのもいいでしょう。
FXのデイトレードに向いている時間帯
参照元URL www.lfx.jp
FXのデイトレードでは、効率よく行っていくために、時間を絞ってトレードをするのもいいでしょう。
人によってはFXのできる時間も異なると思いますが、上記画像の時間帯を狙ってデイトレードをするのがいいです。
まず、日本の東京市場の時間帯で動きがあり、次にヨーロッパ勢が参入してくる16時あたりです。
こういった時間帯では市場に動きがあるので、デイトレードで利益を狙いやすくなっています。
また、日本人のFXトレーダーは、夜に時間がある人の方が多いのではないでしょうか。
日本時間の夜というと、ニューヨーク市場で世界のマーケットが盛り上がってくる時間帯です。
この時間帯では特に大きく動くので、仕事をしている日本のデイトレーダーにとっては、チャンスの時間帯と言えるでしょう。
しかし、どの時間帯にポジションを持つかによって、トレードの戦略は変わってきます。
東京時間での戦略とロンドン時間の戦略は変わりますし、ニューヨーク時間でも変わってきます。
デイトレードといえども、1日を通して同じ戦略では通じない以上、相場の時間帯の状況にあわせてトレードを行っていくことがFXでは重要です。
FXのデイトレードで使う時間足
参照元URL toushi-fan.com
FXのデイトレードで使う時間足の基本は、長い時間足で相場の流れを理解し、短い時間足でエントリーを仕掛けていきます。
相場の流れを把握するには、1時間足や4時間足を見ていきます。
長い時間足で流れを確認したら、5分足や15分足でエントリーをしていきます。
大事なことは長い足で流れを把握するということです。
上昇なのか、下降なのかを理解しておかないと、エントリーした瞬間に逆方向に行ってしまう可能性があります。
短い時間足だけ見ていると、トレンドに逆らったエントリーをしてしまうので注意です。
FXのデイトレードの手法!
FXのデイトレードの仕組みが理解できたところで、実際のトレード手法を見ていきましょう。
デイトレードといっても様々な手法があるので、基本的な部分を抜粋していきます。
続いては、FXのデイトレードの手法を紹介します。
FXのデイトレードの手法1 (ボリンジャーバンドを使う)
参照元URL fxdaytrade.lbcso.com
こちらのデイトレードの手法は、ボリンジャーバンドを使った手法です。
長い時間足で流れを確認した後、買いか売りのエントリーを決めます。
上記画像は上昇の流れで、ボリンジャーバンドの真ん中より下にヒゲが出た時に、買いのエントリーを仕掛けます。
その後、トレンドの転換がしてきた時には、ボリンジャーバンドの±2σでヒゲが出たところで、逆に売りのエントリーを仕掛けていきます。
トレンドの流れさえ間違っていなければ、これだけでも勝率はぐっと上がるはずですよ。
FXのデイトレードの手法2 (レジスタンス、サポートラインを使う)
参照元URL fxism.jp
こちらのFXのデイトレードの手法は、レジスタンスラインとサポートラインを使った、デイトレーダーに人気のある手法です。
同じく長い時間足で流れを把握した後に、買いか売りのエントリー方針を決めます。
上記の画像では下降の相場になっているので、売りからのエントリーになります。
2本の分かりやすいレジスタンスラインと、1本の分かりやすいサポートラインを引けます。
これらのラインまでしっかり引きつけて、うまくエントリーしていくことが利益を伸ばすことにつながります。
FXでは抵抗があるところにラインを引くと分かりやすく、エントリーや決済の目印になりますよね。
ここでは売りからのエントリーなので、上に抵抗があるラインのところでエントリーを仕掛けます。
その後、下のラインで決済をするか、さらにその下のラインまで引っ張ることもできます。
チャート画面で一度ラインを引いて、どこに抵抗があるのか一目で見て分かります。
この手法に慣れてくれば、勝率も上がってくるはずです。
実際にライントレードという手法は人気で、様々な情報商材が売られていますよ。
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いかがでしたか?
FXのデイトレードは簡単そうに聞こえても、奥が深いトレード手法になります。
自分にあったデイトレードの手法を見つけて、利益を伸ばしていってくださいね。
今回は、FXのデイトレードの解説と、デイトレードの手法を紹介しました。
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