FXのメリットは株式とは違って、少ない資金でトレード始められることですよね。
レバレッジを効かせて、資金以上のお金を動かせることです。
しかし、その反面注意も必要です。
そこで今回は、FXのレバレッジの解説と、メリットとデメリットや内容を紹介します。
目次
FXのレバレッジとは?
FXを有利に進めていく上で、レバレッジ機能は欠かせません。
それでは早速、FXのレバレッジの解説をします。
是非、参考にしてみてくださいね。
FXのレバレッジはテコの原理
参照元URL fx-pro21.net
FXのトレードを始める際に、取引会社に資金を証拠金として預け入れします。
その預けた証拠金の数倍~数百倍の金額で取引できます。
これをレバレッジといいます。
要するにレバレッジとは、証拠金に対して何倍もの資金の通貨を取引できるという、『てこの原理』のことです。
少量の資本金でも、それ以上の大きな取引ができるようになることを指し、レバレッジ○○倍といった表現をします。
なぜFXはレバレッジの取引が可能?
参照元 www.dsk-ec.jp
ではなぜこのような取引を可能にしているのか。
それはFXの決済方法に理由があります。
FXでは、普段お買い物をする時のように、その度にお金の受け渡しを行うことはありません。
お金の取引で生まれた差額分だけを決済していく、差金決済という方法なので、少ない資金での取引が可能になります。
例で言うと、FXのトレードで1ドル100円のレートで、1万ドル(100万円分)を買ったとします。
この際に100万円を渡して、1万ドルに両替するわけではありません。
その後、レートが1ドル110円になり、1万ドルの売り決済をしたとすると、110万円になりますよね。
この時も110万円をそのまま受け取るわけではなく、その差額である10万円分だけを受け取ることになります。
これが差金決済です。
FXのレバレッジのメリット
参照元URL www.fxplus.jp
FXでレバレッジのメリットと言えば、少ない資金で大きなお金の取引ができるところです。
大きなお金の取引ができれば、その分利益も大きくなっていきます。
国内のFX会社では、個人の最大レバレッジは25倍と定められています。
しかし、海外のFX会社に目を向けると、なんと500倍や1,000倍という会社もありますよ。
大きなお金の取引ができれば、その分スワップポイントも比例して大きくなります。
かなりのスワップポイントが入ってきますよ!
例えば、豪ドル/円が90円の場合で、1万通貨のスワップポイントが50円だとします。
豪ドルの100万通貨をレバレッジ500倍で買うと、資金は18万円必要ですが、毎日のスワップポイントが5,000円になります。
これだけでも大きいですよね!
豪ドルを持ち続ける限り受け取ることができます。
FXのレバレッジのデメリット
レバレッジをかけると、利益が大きくなる分、損益も大きくなってしまいます。
また、先ほど説明したスワップポイントにおいても、マイナススワップの場合はその分のマイナスも大きくなります。
レバレッジはハイリスク・ハイリターンなのです。
しかし、損益が膨らんでいき証拠金が足りなくなったとしても、自動的に決済して、証拠金が0円になるのを防いでくれる、『ロスカットシステム』というサービスがどのFX会社にもあります。
昔はこのシステムの導入が無かったので、資金以上にマイナスが出て借金を背負ってしまい、FXのイメージが悪くなっていました。
現在では自分の資金以上にマイナスになることはないので、昔のイメージとは違いますね。
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いかがでしたか?
FXのレバレッジは、メリットデメリットが表裏一体で、必ずしもどちらかではありません。
両方の特性を頭に入れておきながら、自分が優位になるようなトレードをしてみてくださいね。
今回は、FXのレバレッジの解説と、メリットとデメリットや内容を紹介しました。
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