本記事ではMYFXMarketsのPAMM口座の仕組みを解説します。
目次
PAMMとは?
- Percentage Allocation Money Management(割合配分資金管理)の略称
- 投資家の資金を運用者(マスター口座)に預け、取引を委託するシステム
PAMMとは、投資家の資金をマスター口座(運用者)に預け、運用者はマスター口座を通して取引を行います。
取引で発生した損益は、投資家の資金(証拠金)額の割合に応じて分配される仕組みです。
PAMMは資金をマスター口座に預けるため、保有中のポジション状況の確認ができない為、決済後の取引履歴(損益)のみ確認をすることができます。
資金を預けるといっても、運用者が行うのは取引のみで入出金は投資家自身で申請が必要です。
運用の始め方|PAMM
1.証券会社にて口座開設
2.PAMM口座を開設
3.PAMM口座へ資金を入金
4.(運用チームにて)マスター口座へ資金反映の承認操作
ユーザーによる新規入金の資金は、マスター口座で取引(ポジション)が無い状態でのみ反映されます。
マスター口座で取引がある場合は、運用者が全ての取引を決済する操作が必要です。
そのため、運用者はマスター口座の含み損が減少、または含み益になるタイミングを見計らい全ての取引を決済します。
この時に発生する損益は、マスター口座に参加している投資家のPAMM口座へ分配されます。
5.(投資家)運用が始まる
運用者にてマスター口座に資金入金反映のための処理(承認)が完了すると、運用が開始されます。
投資家側にて必要な操作はございません。
成功報酬|PAMM
PAMM口座での運用で発生する手数料は、利益が出た時のみに支払う成功報酬(手数料)のみです。
*成功報酬とは?
自動売買ソフトを自己管理で運用するには、自動売買ソフトの購入費用やVPS費用などのコストが発生します。
このコストは取引で損失が出ても継続的にかかる費用のため、PAMM運用の方がコストを抑えられます。
出金について|PAMM
- 投資家にてPAMM口座から出金申請
- 管理者にて申請のあったPAMM口座の含み損益を決済
- PAMM口座からMYFXウォレットへ資金が移動
- MYFXウォレットから指定の送金先へ出金申請
PAMM口座から出金申請をしてMYFXウォレットへ反映するには、運用者にて出金申請をしたPAMM口座の含み損益を決済する操作が必要です。
そのため、含み損額が大きい時などは含み損額が減少したタイミングで決済操作を行うため、取引状況によっては申請から反映まで数日~数週間かかる事もあります。
急ぎの出金で含み損をすぐに決済してほしい場合は、運用者またはご紹介者様へその旨を伝えることで即日の反映ができます。