本記事では、海外FX業者の一つVantage FX(ヴァンテ―ジ エフエックス)について紹介していきます。
世界でも最も厳しいと言われるFCA(イギリス)とASIC(オーストラリア)の金融ライセンスを取得しており、名実ともに安心感が高い海外FX会社です。
※トラブル時にも安心な紛争解決機関「Financial Commission」に加盟
目次
Vantage(ヴァンテ―ジ)FXとは?
Vantage(ヴァンテ―ジ)は、
- 設立:2009年
- 本社:オーストラリアのシドニー
- 世界30か国にオフィス展開
など、世界172ヵ国で事業展開をしている実績のある老舗海外FX業者です。
日本でのサービス提供は2022年8月から開始され、日本人にはまだまだ馴染みのないFX業者です。
しかしすでにFXに関する様々な賞を受賞しており、潤沢な資金を武器に『F1』で有名なイギリスの自動車メーカー”マクラーレン”とパートナーシップを結んでおり、海外では知名度・信頼性の高いFX業者です。
信頼性/安全性は?
金融ライセンスは、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)を取得しております。
バヌアツ金融ライセンス(VFSC)は、以前までは規制が緩い事で有名でしたが、、、2019年から強化を行っており、現在では信頼性の高い金融ライセンスの一つとして認知されています。
- 法人の取締役は最低でも5年以上の証券取引経験があること
- 法人の経営者、取締役のどちらかはバヌアツに1年の内6ヵ月以上滞在していること
- 取得企業を監査する独立法人は事前にVFSCのライセンス許可を得ていること
- 専門職業賠償責任保険の加入
上記となります。
つまりペーパーカンパニーや現地で実態がない会社ではなく、規制内容に沿った条件を満たした法人のみがライセンスを取得できるように進化しています。
またこの規制強化のおかげで、ヴァンテ―ジ(Vantage FX)の信頼度も高いと考えても良いかと思われます。
顧客の資金管理
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)では、顧客の資金とヴァンテ―ジ社が保有する資産を明確に分けて管理する「分別管理」を実施しています。
万が一、ヴァンテ―ジ(Vantage FX)が破産や倒産になってしまっても、預け入れている顧客の資金は守られる仕組みという事です。
また分別管理先は、オーストラリアでAA格付けされたナショナル・オーストラリア銀行(NAB)にて管理されています。※2023年現在、オーストラリア四大銀行のうちの一つ
上記に加えて、補償保険にも加入しておりますので、数ある海外FX業者の中でも資金管理を徹底しており、利用者からすると安全性が高いと言えます。
日本語対応サポート
※(2023/4/17時点)
公式LINEでのサポート対応もしており、平日9:00~18:00の間はいつでも日本語対応スタッフと直接チャットが可能です。
筆者が実際に問い合わせたところ、数時間以内に返信があり担当部署でしか分からない事は登録メールアドレス宛に日本人スタッフから回答があり迅速、丁寧な対応でした。
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)は、2022年8月から本格的に日本でのサービス展開を行っていますので、日本語でのサポートが不慣れな場面はあります。
しかし2023年4月現在では、早急に日本語対応が可能な人材を揃えて体制を整えているようなので、今後のサポート改善に期待ができます。
各種ボーナスキャンペーン
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)では、初回入金時に入金額の50%をボーナス付与のキャンペーンを実施しています。(上限5万円まで)
2回目以降の入金時には20%のボーナスが付与され、取引に活用できます。(合計上限100万円まで)
その他にも、期間限定ではありますが100%取引ボーナスも開催されており、一定の条件をクリアすると取引額がキャッシュバックされる大変お得なキャンペーンもございます。
※注意点
(2023年4月現在)レバレッジ1,000倍を選択された場合は、ボーナス対象外となります。
取引環境|Vantage(ヴァンテ―ジ)
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)は3種類の口座タイプがあり、
- ハイスペックな取引環境
- 取引手数料の安さ
- スキャルピング取引の制限がない
など、利用ユーザーから高い評価を得ています。
それでは以下にて、ヴァンテ―ジ(Vantage FX)の取引環境を紹介していきます。
レバレッジ
- クレジットボーナスの適用不可
- 口座残高(証拠金額)が15,000ドル未満
- 口座残高が20,000ドルを超えた場合は500倍に切り替え
- 設定レバレッジは、レバレッジが固定されている銘柄には適用不可
取引口座のレバレッジは100~2,000倍までとなっています。※PREMIUM口座のみ最大レバレッジ2,000倍
しかし、レバレッジ1,000倍を利用するにはいくつかの条件が設定されていますので、上記の利用規約をご参考下さいませ。
新規口座開設、追加口座開設時の初期設定は500倍に設定されており、クライアントポータル(マイページ)よりいつでもレバレッジを変更することが可能です。
3つの口座タイプ
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)ではの5つのタイプの取引口座が用意されています。
- STP口座(スタンダード)
- ローECN口座
- PREMIUM口座
- STP口座(スタンダード)
STP口座は最低入金額が5,000円に設定されており、こちらも各プロモーションボーナスの対象口座です。
- スプレッドは若干広めに設定
- 取引手数料は無料
など、少額の資金で取引が可能となり、ボーナスをフル活用して取引ができるので初心者の方にとって取引しやすい口座タイプです。
- ローECN口座
ローECN口座の最低入金額は5,000円となり、各プロモーションボーナスの対象口座です。
- NDD/ECN方式を採用
- スプレッドはタイトに設定
- 取引手数料は往復1lot/400円
など、他の海外FX業者と比較するとかなり安く設定されています。
海外FX業者の中には、取引条件の良い口座タイプの場合はボーナス付与の対象外となることが多くありますが、ヴァンテ―ジ(Vantage FX)ではボーナス付与対象のため総合的に見ればかなり優れた口座タイプです。
- PREMIUM口座
PREMIUM口座はレバレッジ2,000倍、スワップは他の口座タイプと比較すると20%低く、マージンコール30%、ロスカット水準は0%に設定されており、資金効率の高いトレードが出来る口座タイプです。
- 最低入金額は$3,000
- レバレッジは重要指標発表時や市場開場時に200倍へ制限されます。
- 取引手数料は無料
- 各プロモーションボーナス対象外口座
*レバレッジは証拠金額や重要指標発表時・市場クローズ、オープン時に制限されます。
スプレッドが狭くスキャルピングに最適
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)のスプレッドの狭さは海外FX業者の中でもトップクラスです。
ロー口座の最小スプレッドはなんと0.0pipsで、スキャルピングには最適です。
通貨ペア | STP口座 | ローECN口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 2.1pips | 0.3pips |
EUR/USD | 1.7pips | 0.0pips |
GBP/USD | 2.2pips | 0.4pips |
AUD/USD | 2.2pips | 0.2pips |
ロスカット水準は50%で追証なし
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)のロスカット水準は証拠金維持率50%に設定されています。
多くの海外FX業者では20~30%に設定している所が多いですが、ヴァンテ―ジはやや高めの設定になっています。
と言いましても、証拠金維持率50%前後となるようなトレードにならないように心がける事が大切かと思われます。
またゼロカットシステムを導入しているので、万が一急激な価格変動が発生しロスカットになってしまっても、証拠金額以上の損失は発生しないので安心して取引が出来ます。
*2024年2月19日~ロスカット水準が10%に変更されました。
独自の取引プラットフォーム
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)では一般的に認知度が高いMT4・MT5に加えて、独自に提供しているスマホアプリ「ProTrader」が利用できます。
この独自アプリのProTraderには、多くのトレーダーが活用している「TradingView」を採用しており、無料でTradingViewの機能を使ってトレードすることが可能です。
また、ヴァンテ―ジが定める条件を満たすと「ProTrader Toul」が利用可能となり、
- 高度な情報収集ツール
- MT4インジケーター
- VPSサーバー無料利用(最低1,000米ドルの入金/決済取引で毎月最低100万米ドルの想定元本にて)
などの特典が付与されます。
優れた約定力
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)の取引サーバーは、約定力に定評のあるアメリカのEquinix製を導入し、約定率99.99%をほこります。
この約定力は、
- 流動性
- ネットワーク
- 取引サーバー
などによって大きく影響を受けるため、ヴァンテ―ジは世界6か国のサーバーを光ファイバーネットワークを介して超高速約定を実現しています。
全口座タイプにNDD方式を採用
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)では全口座タイプにNDD方式を採用しているため、トレード内容の透明性が高いです。
まとめ
ヴァンテ―ジ(Vantage FX)は、
- 安全性が高く
- 最大レバレッジ1,000倍
- 低スプレッド
- 取引手数料が安い
- 入金ボーナスがある
など、ハイスペックな海外FX業者の一つです。
しかし、日本にサービス提供を再開してから日が浅く、日本語対応が不十分でないのはデメリットですが、近々日本語サポート対応を改善するとの事なので今後に期待です。
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