FXでトレードしていく中で、ボリンジャーバンドを使用している方は多いのではないでしょうか。

内容を把握して活用するのと、仕組みを分からずに活用するのとでは違いますよね!

そこで今回はFXのボリンジャーバンドの解説と、見方や使い方を紹介します。

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FXのボリンジャーバンドとは?

FXのボリンジャーバンドは、チャート上で大きく表示されて複雑そうですよね。

それではFXのボリンジャーバンドの解説を、紹介していきます。

是非、参考にしてみてくださいね。

 

FXのボリンジャーバンドの内容

参照元URL orekabu.jp

移動平均線の活用は、トレンドの方向性を見極める分析手法です。

移動平均線はトレンドを追う分析なので、相場の方向性を先取り予測するものではありません。

要するに、移動平均線だけを活用していても、相場の天井や底を見極めることができないのです。

FXでの相場分析の基本は、トレンドの方向性を知ることと、トレンドの転換の可能性を見極めることの2つになります。

移動平均線はトレンドの方向性を分析するので、もう一方の分析手段としてボリンジャーバンドを使うということです。

短期的なトレンド転換を分析することができるのが、ボリンジャーバンドなのです。

ボリンジャーバンドは、John Bollingerという人物によって開発されました。

移動平均線と同じ期間の標準偏差を計算し、これを移動平均線の上下にバンドとして表示します。

相場のボラティリティーと連動して、バンドの幅で分析していくという手法になります。

 

ボリンジャーバンドの標準偏差とは

参照元URL plotonline.com

ボリンジャーバンドの標準偏差とは、対象になるデータの平均から、どれだけ広い範囲に分布しているかを計算したものになります。

相場が移動平均線を中心に、どれほどの乖離があるかを示し、数値化したものです。

ボリンジャーバンドの標準偏差には、対象データを母集団全体として計算する母標準偏差があります。

また、対象データを母集団の標本であるとして、母集団に対する標準偏差を推定する標本標準偏差の2種類がありますが、ボリンジャーバンドで活用するのは母標準偏差の方になります。

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FXでボリンジャーバンドの見方や使い方

FXにおいてボリンジャーバンドは、重要な転換の見極めを分析できます。

続いては、FXでボリンジャーバンドの見方や、使い方を紹介していきます。

ボリンジャーバンドの使い方

参照元URL glory820.com

FXのチャート上にボリンジャーバンドを表示する場合、まず中心線となる移動平均線の日数を決めます。

この日数とは終値の単純移動平均線で計算する方法で、終値の単純移動平均線を中心線としたボリンジャーバンドです。

最近では加重移動平均線や指数平滑移動平均線を、ボリンジャーバンドの中心線に設定したトレーダーもいます。

一方、標準偏差はというと、移動平均線と同じデータに対して、同じ計算期間で求めていきます。

ボリンジャーバンドは、移動平均線に対して標準偏差を加減することで算出されます。

標準偏差の±2倍のバンド幅を活用して、中心線の移動平均線と合わせて計3本のラインで描かれます。

日本のFXチャートで最も多いのは、標準偏差の±1倍、標準偏差の±2倍のバンド幅を活用した、計5本のラインで描かれるボリンジャーバンドになります。

 

ボリンジャーバンドの見方

参照元URL bollinger-band

移動平均線と同時用に、各σバンドはサポートやレジスタンスとして機能する傾向があります。

その際にFXトレードにおける、エントリーや決済の目安にすることもできますよ。

また、トレンドの方向性は、前述した通り中心線の移動平均線で分析をします。

移動平均線が右肩上がりであれば上昇トレンドで、移動平均線が右肩下がりであれば下落トレンドと見ます。

また、移動平均線が横這いであれば、レンジ相場というのが基本の見方になります。

上昇トレンドが継続している場合には、ローソク足がボリンジャーバンドの、+1σバンド~+2σバンドの間で形成していきます。

これをFXではバンドウォークと呼びます。

上昇トレンドの継続中においては、+2σバンドを上抜いてきた場合には、買われ過ぎとしての見方もできるので、利食い決済のポイントとしても分析できますね。

逆にローソク足が+1σバンドを下抜いてきた場合には、上昇トレンドの勢いが弱まってきているのではないかという分析もでき、トレンドが継続していくのか、トレンドが転換となるのか、判断の基本となる移動平均線を見ていきます。

相場が移動平均線を維持して、ローソク足が再度+1σバンドを上抜いてくると、上昇トレンドが継続という見方ができます。

相場が移動平均線を下抜いてくると、トレンドが転換していく可能性が高くなってきます。

上昇トレンド相場が移動平均線を下抜いてくると、ローソク足が移動平均線近辺や+1σバンド近辺までの戻りを見せます。

この時に移動平均線の方向性が横ばいや、右肩下がりになっていると、上昇トレンドは終了し転換になるという見方になります。

相場が移動平均線を再び下回ってくると、上昇から下落トレンドに転換したという見方です。

そしてその後、下落トレンドを形成し始めると、相場は-1σバンド~-2σバンドの間で行ったり来たりします。

上昇トレンド相場が反落し、移動平均線で下げ止まって反発に転じても、+2σバンドが右肩下がりで推移しているようだと、上値が限られているという見方もできます。

この場合、勢いのある上昇が期待できないことが多々ありますので、分析には気をつけなければなりません。

 

 

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いかがでしたか?

移動平均線にボリンジャーバンドを加えて、より相場環境を捉えることができたかと思います。

自分なりにアレンジをして見て、是非、相場感を養って見てくださいね。

今回は、FXのボリンジャーバンドの解説と、見方や使い方を紹介しました。

 

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