+0.69%
−0.80%
−3.83%
- 1週末(28日)のジャクソンホール会議で、ウォーシュFRB議長が就任後初の基調講演を行った。「基調インフレ率が2%目標に向かうと確信できなければ、まだやるべきことがある」とタカ派的に受け止められ、9月利上げ観測が急上昇した。これを受けてドルが全面高となり、ドル円は約1カ月ぶりに160円台を回復した。
- 2中東情勢を巡る材料で原油相場は週を通じて乱高下した。週前半は対イラン制裁の発表などを受けて下落する場面があった一方、週後半はトランプ大統領が対イラン停戦合意の条件に戻らない考えを示したと伝わるなど緊張が続き、週間では下落した。
- 3水曜(26日)発表の7月分PCE価格指数は市場予想を上回った。根強いインフレを示す内容と受け止められ、金相場は週を通じて軟化し、週間では下落した。
- 4木曜(27日)はエヌビディアの決算が市場予想を上回り、来年度の大幅増収見通しも示されたことで米国株が急伸した。金曜はウォーシュ講演を受けて反落する場面もあったが、主要3指数は週間ではそろって上昇して終えた。
160.115

週前半は159円台で方向感に乏しい展開が続いたが、金曜のジャクソンホール会議でウォーシュFRB議長がタカ派的な発言を行うと、9月利上げ観測の急上昇を受けたドル全面高で約1カ月ぶりに160円台を回復した(ロイター・みんかぶFX)。週間では上昇して終えた。ロイター・みんかぶFXの2社で確認できた材料。
1.15831

週を通じて軟調に推移し、金曜のウォーシュFRB議長講演を受けたドル全面高で1.16ドルを割り込んだ(ロイター・みんかぶFX)。週間では下落して終えた。ロイター・みんかぶFXの2社で確認できた材料。
82.76

中東情勢を巡る材料で週を通じて乱高下した。週前半は対イラン制裁の発表などを受けて下落する場面があった一方、週後半はトランプ大統領が対イラン停戦合意の条件に戻らない考えを示したと伝わり、緊張が続いた(ロイター・Bloomberg)。週間では下落した。ロイター・Bloombergの2社で確認できた材料。
ウォーシュFRB議長は28日、ジャクソンホール会議で就任後初の基調講演を行った(ロイター・みんかぶFX)。「基調インフレ率が2%目標に向かうと確信できなければ、まだやるべきことがある」と述べ、追加利上げの可能性に含みを持たせた。物価安定を最優先課題と強調し、7月FOMCで大多数が様子見を選んだのは賢明だったとも述べたという。ロイターによれば、この発言を受けて市場の9月利上げ織り込みは急上昇し、ドルは全面高、米2年債利回りも急上昇した。中銀トップの講演に該当するため、影響度は★★★とした。ロイター・みんかぶFXの2社で確認できた材料。
7月分の米PCE(個人消費支出)価格指数は市場予想を上回った(ロイター・Bloomberg)。コア指数は前年比+3.3%とFRB目標を大きく上回る水準が続いており、短期金融市場は年内のFRB利上げ観測をほぼ完全に織り込んだという。根強いインフレを示す内容と受け止められ、ドル買い・米国債利回り上昇につながった。PCEに該当するため、影響度は★★★とした。ロイター・Bloombergの2社で確認できた材料。
原油相場は中東情勢を巡る材料で週を通じて乱高下した(ロイター・Bloomberg)。ロイターによれば、トランプ大統領が6月にイランと締結した停戦合意の条件に戻る考えはないと仲介者に伝えたと報じられ、ホルムズ海峡を巡るイラン・オマーンの収益分配合意が米・イランの広範な合意につながるとの期待が後退した。週間では3週ぶりのマイナスとなった。地政学リスクに該当するため、影響度は★★とした。ロイター・Bloombergの2社で確認できた材料。
エヌビディアの決算が市場予想を上回り、ダウ平均・S&P500・ナスダック総合がそろって上昇した(ロイター・みんかぶFX)。ロイターによれば、エヌビディア株は力強い業績見通しが投資家の高い期待に応えたことを受けて8.7%上昇し、AIブームの需要が枯渇していないことを示したとアナリストが指摘しているという。主要企業決算に該当するため、影響度は★★とした。ロイター・みんかぶFXの2社で確認できた材料。
| 銘柄 | 週終値(金曜NY) | 週間騰落 |
|---|---|---|
| USD/JPY | 160.115 | +0.69% |
| EUR/USD | 1.15831 | −0.80% |
| GBP/USD | 1.35355 | −0.73% |
| AUD/USD | 0.7162 | −0.06% |
| USD/CHF | 0.80944 | +0.98% |
| USD/CAD | 1.39045 | +0.79% |
| EUR/JPY | 185.46 | −0.11% |
| 銘柄 | 週終値(金曜NY) | 週間騰落 |
|---|---|---|
| US30(NYダウ)※2 | 53560 | +0.56% |
| US500(S&P500) | 7711.76 | +0.63% |
| US100(ナスダック100) | 29433.43 | +1.19% |
| 銘柄 | 週終値(金曜NY) | 週間騰落 |
|---|---|---|
| XAU/USD(ゴールド)※4 | 4456.44 | −3.20% |
| WTI原油(USOIL)※5 | 82.76 | −3.83% |
| DXY(ドル指数) | 99.68 | —※3 |
| 米10年債利回り | 4.72% | —※3 |
| VIX(恐怖指数) | 14.43 | —※3 |
※ 週間騰落は月曜始値と金曜NY終値の比較(レートフィード算出)。
※2 株価指数は現物指数。MT4/MT5の「US30」「US500」「US100」は現物参照のCFDのため、ほぼ同水準でご覧いただけます。ニュース欄の「ナスダック総合」は本表のナスダック100とは別の指数です(文末の「用語メモ」参照)。
※3 DXY・金利・VIXは週次の変化がフィードに無いため「—」表示。
※4 XAU/USDはスポット(現物)の金価格です。
※5 USOILはWTI期近先物に連動するCFD系列です。ニュースで報じられる「WTI原油先物」は特定限月の清算値であるため、終値・騰落率とも本表とは一致しません。
出典:全数値=自社レートフィード(FXDaily-Levels、2026-08-29 10:47 JST 取得)
160.115
今週はウォーシュFRB議長講演を受けたドル高で160円台を回復した。来週も9月FOMCへの思惑や米金融政策を巡る発言に振れやすい地合いが続きそうだ。週足の週R1・週S1が上下のメドとして意識されやすい。
1.15831
今週はウォーシュ講演を受けたドル高で1.16ドルを割り込んだ。来週も米金融政策見通し次第で振れやすい地合いが続きそうだ。週足の週R1・週S1が上下のメドとして意識されやすい。
82.76
今週は中東情勢を巡る材料で乱高下し、週間では下落した。来週も米・イラン関係の展開次第で振れやすい地合いが続きそうだ。週足の週R1・週S1が上下のメドとして意識されやすい。
- ADR20(平均日次レンジ)
- 過去20営業日の「1日の値幅(高値−安値)」の平均。たとえばADR20が1.10円(110pips)なら、「普段は1日におよそ1.1円動くのが平均的」という目安になる。その日の動きが大きいか小さいかを測る物差しで、損切り幅・利幅の設計にも使われる。
- 週レンジ
- 月曜〜金曜の1週間で付けた高値と安値の値幅。ADR20(1日あたりの平均値幅)とは単位が異なるため比較はしていない。1週間を通してどれだけ値が動いたかの目安としてご覧いただきたい。
- ナスダック総合とナスダック100の違い
- ニュースで「ナスダック」と報じられるのはナスダック総合で、ナスダック市場に上場する約3,000銘柄すべてを対象にした指数。一方、本レポートの表に掲載しているのはナスダック100で、金融を除く時価総額上位100銘柄で構成される。MT4/MT5の「US100」はこちらを参照しているため、お手元の画面と同水準の値になる。別の指数なので、値も変動率も一致しない点にご注意を。
- 週R1/週S1(週足ピボット水準)
- 週足の高値・安値・終値から計算される、1週間単位の目安の価格。火〜金の号で使うR1/S1が前日1日分から計算するのに対し、こちらは直近の1週間(月曜〜金曜)をひとまとめにして計算する。そのぶん値幅が広く、来週1週間を通して意識されやすい水準になる。週R1は上側の抵抗、週S1は下側の支持の第1目安。算出元の週はSECTION 05に明記している。








- WTI原油が急落: 米・イラン協議進展への期待から供給懸念が後退(週間-9.80%)
- 株価指数が大幅反発: 雇用悪化を受けた利上げ観測後退でUS100が週間+5.12%の急伸
- 金(XAU/USD)が急騰: ドル安と利上げ観測後退を背景に金買いが加速(+7.35%)
- 来週の注目: 米CPI(消費者物価指数)と米小売売上高に市場の関心が集中
米7月雇用統計で非農業部門雇用者数が2.3万人減少し、5・6月分も合計10.3万人下方修正されました。これを受けてFRBの利上げ観測が後退し、金利上昇への警戒が和らいだことが、テクノロジー株を中心とする買い戻しにつながり、US100は週間+5.12%となりました。株高は景気改善を意味するものではなく、雇用悪化と金融政策観測の変化が同時に表れた動きとして整理されます。
米7月雇用統計の悪化を受けてドル安とFRBの利上げ観測後退が進み、金への買いが強まりました。XAU/USDは週間+7.35%となりました。地政学要因も変動要因の一つですが、今週は米雇用指標と金融政策観測の変化が主因として市場を牽引しました。
WTI原油(USOIL)は、7/31の84.67ドルから8/7の76.37ドルへ下落し、週間-9.80%となりました。週初は米・イラン協議進展への期待から供給懸念が後退し、原油価格が大きく下落しました。その後も地政学ヘッドラインに反応する不安定な展開となっています。
米商品先物取引委員会(CFTC)が公表した最新データ(Legacy COT / Futures Only / Non-Commercial、8月4日基準)によると、USD/JPYの投機筋ネットポジションは+45,473枚となり、前週から-117,939枚の大幅縮小となりました。これは投機筋のUSD/JPY買い偏りが縮小したことを示す補助材料です。
⚠️ 注意:USD/JPYは週間+0.21%上昇していますが、CFTCネットは+163,412枚から+45,473枚へ縮小しており、価格上昇とポジション変化は一致していません。CFTCデータは火曜日基準のため、週後半の動きは反映されていない点にご留意ください。
⚠️ 米10年債:CFTCネットは-876,119枚から-979,243枚へ売り偏りが拡大。一方、米10年債利回りは週間-8.5bpとなり、債券先物ポジションと市場トレンドは一致していません。
【データ出典】
為替・XAU/USD(スポット価格)・WTI(USOILスポット相当):FX Daily Levels(当社集計)
US30・US500:Reuters
US100:Nasdaq公式NDX履歴(補完:CNBC NDX)
VIX:Cboe公式
投機筋ポジション:CFTC公式(CME・日本円先物) / CFTC公式(CBOT・米10年債) / cot-feed.json
経済指標予想・重要度:fxshihyo.com
米雇用統計:BLS雇用統計プレスリリース
日銀:日銀金融政策決定会合カレンダー
公式情報:RBA金融政策 / BLS発表スケジュール / ONS GDP / Census Bureau小売
【免責事項】
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