Weekly Market Report
週間市況レポート
2026年6月21日(日)09:00 JST 配信
対象期間:2026年6月15日(月)〜 6月19日(金)
対象期間:2026年6月15日(月)〜 6月19日(金)
WEEK HIGHLIGHTS
- 📌 FOMC タカ派サプライズ:ドットプロットで年内利上げ1回示唆、ドル全面高
- 📌 日銀1.00%へ利上げ(+0.25%)決定も円安加速、USD/JPY 2024年7月以来の高値圏(161円台)
- 📌 米国・イラン暫定合意署名→原油急落(WTI −9.75%)、週間最大の下落銘柄
- 📌 日経平均が史上初の7万円台到達(リスクオン相場)
SECTION 01
注目銘柄チャート(日足)
SECTION 02
今週のマクロイベント振り返り
6/17(水)FOMC:タカ派サプライズ
ウォーシュ新議長の初会合。金利据え置き(3.50-3.75%)だが、ドットプロットで18人中9人が年内利上げ1回を予想。インフレ見通しを大幅上方修正し、声明から緩和バイアスを削除。DXYは1年ぶり高値97.81を記録。ドル全面高の起点となった。
6/16(火)日銀:1.00%へ利上げ(+0.25%)
4会合ぶりの利上げで政策金利を1.00%に引き上げ。2027年4月以降の国債買い入れ減額停止も決定。市場の想定通りだったため円買い反応は限定的で、むしろ「材料出尽くし」の円売りが加速。日経平均は史上初の7万円台に到達。
6/15(月)・6/19(金)米国・イラン暫定合意
トランプ大統領が戦闘終結に向けた覚書合意を発表(6/15)。6/19にスイスで正式署名。ホルムズ海峡再開期待から原油が急落し、有事のドル買い巻き戻しも発生。ただし、その後イラン側の協議中止報道で地政学リスクが再燃する場面も。
6/18(木)BOE:金利据え置き
7対2で据え置き決定。英CPI 2.8%(予想3.0%を下回る)。停戦→エネルギー安でインフレ見通しを下方修正。ポンドはFOMCドル高と合わせて200日線を下抜け、週間-1.94%の大幅安。
SECTION 03
週間騰落率ランキング
2026年6月12日(金)終値 → 6月19日(金)終値ベース
1
WTI原油
76.60
-9.75%
-9.75%
イラン合意→ホルムズ海峡再開期待で急落
2
GBP/USD
1.3202
-1.58%
-1.58%
FOMCドル高+BOE据え置き+200日線下抜け
3
USD/CHF
0.8049
+1.24%
+1.24%
ドル高で上昇、安全通貨需要は限定的
4
USD/CAD
1.4141
+1.20%
+1.20%
原油急落がCADの重し+ドル高
5
EUR/USD
1.1459
-1.01%
-1.01%
FOMCタカ派サプライズでユーロ売り
6
S&P500
7,501
+0.93%
+0.93%
イラン合意のリスクオンで上昇、FOMC後も底堅い
7
米10年債利回り
4.451%
-0.80%
-0.80%
イラン合意→地政学リスク後退で安全資産売り一巡
8
USD/JPY
161.29
+0.72%
+0.72%
FOMC後ドル高+日銀ハト派利上げ→2024年7月以来の高値圏
9
US30(ダウ)
51,565
+0.71%
+0.71%
イラン合意で景気敏感株に買い
10
AUD/USD
0.7013
-0.49%
-0.49%
ドル高に押されるも資源高で下げ幅限定
11
EUR/JPY
184.82
-0.30%
-0.30%
ユーロ安に引きずられ小幅下落
12
XAU/USD
4,224
+0.22%
+0.22%
ドル高で上値重いが、地政学リスクで底堅い
SECTION 04
来週の注目イベント(6/22〜6/27)
⭐ 最重要:6/25(木)米5月PCEデフレーター
FRBが最も重視するインフレ指標。前回4月から一段と伸び加速の予想。FOMC直後のインフレ確認として市場インパクト大。ウォーシュ議長が重視する「ダラス連銀トリム平均」にも注目。
⭐ 最重要:6/25(木)米1-3月期GDP確報値
経済成長率の最終確認。個人消費確報値も同時発表。FOMCが利上げを示唆する中、経済の底堅さが確認されれば利上げ観測がさらに高まる可能性。
📊 重要:6/23(火)各国6月PMI速報値
独・ユーロ圏・英・米の製造業&サービス業PMI。FOMC後の米景況感を測る先行指標。ユーロ圏はサービス業減速が焦点。
📊 重要:6/24(水)日銀「主な意見」公表+氷見野副総裁講演
6/15-16会合での1.00%への利上げ(+0.25%)決定時の議論内容が明らかに。追加利上げへの示唆があるか注目。氷見野副総裁が植田総裁のあいさつを代読。
📊 重要:6/24(水)豪5月CPI + 6/25 豪雇用統計
RBAの追加利上げ期待を左右するインフレ指標。「必要に応じて利上げ」と声明で言及済み。雇用統計と合わせて豪ドルの方向感を決定。
⚠️ リスク要因
為替介入リスク:USD/JPYが162円に接近。財務省・日銀による円買い介入への警戒感が高い。
イラン情勢:暫定合意後も協議中止報道あり。地政学リスクの再燃に注意。
テック株調整リスク:S&P500は先週+0.93%と堅調だが、AI過大評価懸念が燐る中、急落時にはリスクオフの円買いが介入と重なる可能性。
イラン情勢:暫定合意後も協議中止報道あり。地政学リスクの再燃に注意。
テック株調整リスク:S&P500は先週+0.93%と堅調だが、AI過大評価懸念が燐る中、急落時にはリスクオフの円買いが介入と重なる可能性。
本レポートは情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
投資判断はご自身の責任において行ってください。
投資判断はご自身の責任において行ってください。
データ出典:TradingView(FXCM/TVC)、Reuters、Bloomberg、外為どっとコム、ザイFX!
配信:裁量トレードサロン










