FX MARKET REPORT|投資家向け配信レポート

週末前の調整の1日
7月入りに向けて

FOMC後に進んだドル高・金利高・原油高に調整。米利上げ織り込みはやや縮小し、来週の米6月雇用統計が次の焦点に。

配信日:2026年6月27日
対象市況:2026年6月26日
テーマ:ドル高調整・米金利・原油反落

📌 前日市況サマリー

2026年6月26日の為替市場は、週末を前に、これまで続いていた
原油高・米金利上昇・ドル高の流れに調整が入る展開となりました。

前週のFOMC以降、市場ではFRBのタカ派姿勢を背景にドル買いが進んでいましたが、週末を控えたポジション調整により、ドルは主要通貨に対してやや売られる動きとなりました。

重要ポイント:相場は「FOMC後のドル高トレンド継続」から、
「雇用統計を待つ調整局面」へ移行しています。

📊 主要マーケット状況

USDJPY
161.54付近
一時反落
ドル高調整
EURUSD
1.1434付近
一時反発
ドル売り反応
米金利
上昇一服
FOMC後の調整
次の指標待ち
原油
反落
中東リスク一服
インフレ懸念後退

🌏 地政学・マクロテーマ

THEME 01

FOMC後のドル高に調整

市場は7月利上げを前倒しで織り込み始めていましたが、週末前に過熱感の調整が入りました。

THEME 02

利上げ織り込みが縮小

年内利上げは1回程度との見方が意識され、過度なドル買いポジションが巻き戻されました。

THEME 03

原油反落でインフレ懸念一服

米国・イランの合意期待から原油が反落し、インフレ再燃懸念がやや後退しました。

🔁 因果関係のフロー

FOMC後にドル高・米金利高
市場が7月利上げを前倒しで織り込み
週末前の利益確定
ドル売り・円買い戻しが発生
原油反落
インフレ再燃懸念がやや緩和
ECB追加利上げ期待が後退
ユーロは反発しても上値が限定的

📈 各通貨ペアの方向性

通貨ペア 方向感 見方
#USDJPY 中立〜やや上 161円台まで反落したが、日米金利差を背景に下値は限定的。162円接近では介入警戒が強く、上値追いには注意。
#EURUSD 中立〜やや上 ドル高調整で1.1434付近まで反発。ただしECB追加利上げ期待が後退しており、戻りは限定的。
#GBPUSD 中立 ドル売りに支えられるが、英国側の独自材料は乏しい。米金利次第の展開。
#AUDUSD 中立〜やや上 ドル高調整では支えられやすいが、資源価格・中国関連材料への反応に注意。
#USDCAD 中立 原油反落はCADに重し。一方でドル高調整もあり、方向感は出にくい。
#XAUUSD 中立〜やや上 米金利上昇一服とドル安は金にプラス。ただし中東リスク後退で安全資産需要はやや弱い。

🎯 トレードポイント

POINT 01

ドル円は上昇トレンド内の調整局面

日米金利差を考えると、円が一方的に買い戻される状況ではありません。ただし162円台接近では介入リスクを優先して見る必要があります。

POINT 02

米雇用統計が最大イベント

来週は米6月雇用統計が焦点です。雇用者数、失業率、平均時給、労働参加率が、7月利上げ織り込みを大きく動かす可能性があります。

POINT 03

ユーロドルは反発しても上値限定

ドル売りで反発しても、ECB追加利上げ期待が強まりにくい限り、1.14台では戻り売りにも注意が必要です。

POINT 04

相場は次の材料待ち

FOMC、ECB、日銀、中東情勢を通過し、月末月初の米経済指標が次のトレンドを作る可能性があります。

来週以降の重要チェック項目

  • 米6月雇用統計
  • 7月利上げ織り込みの変化
  • 米金利の再上昇有無
  • ドル円162円台接近時の介入警戒
  • 原油価格と中東情勢
本レポートは情報提供を目的としたものであり、特定の売買を推奨するものではありません。為替・CFD・暗号資産等の取引には元本割れを含むリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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